読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

時代おくれの男になりたい

時代おくれのブログ

「損する結婚 儲かる離婚」を読んで見て

藤沢さんの新書が出ていたので早速読んでみました。

 

「結婚」という金融商品は、金持ちには恐ろしものであるというのは、僕達にな周知の事実だったので、復習という感じでしたね。僕としては、コンピを恐る程の年収でもないのでその点は安心ですが。

 

最終章の「多様な家族の形が認められる豊かな社会へ」は印象的でした。結婚というのは、確かに幸せな一つの形だとは思うのですが、「結婚=幸せ」という固定観念に縛られる必要はないなと。事実、結婚しても幸せそうにしていないカップルというのは世に溢れています。

それにも関わらず、何も考えずに「結婚したい」という若者は多いし、「結婚しろ」と声を荒げる年長者は多い。日本人は「結婚=幸せ」という宗教家なんですよね。実際は、独身でも、結婚してても、離婚してても、シングルでも、同棲生活でも、幸せな人は幸せだし、不幸な人は不幸なんです。

だけど「大学を卒業して、大企業に勤めるのが幸せ」という価値観を押し付ける要領で「結婚して家庭を持つのが幸せ」という価値観を押し付けてくる。それに抗おうする人達を全力で潰そうとしてくる。まるで、マインドコントロールされた人達が、信者でない人を迫害するかの様に。

この信仰の力というのは本当に強くて、子供が親を密告したり、親が子供を殺したりする例は古代、近代問わず、いくらでもあります。信仰ゆえに、正義ゆえに、人は幾らでも残酷になれるんです。

 

人は、事実を否定されても怒らないんですよね。「結婚しない男女が増えてきた」と言っても、誰も気にしません。だけど「結婚しても幸せになるとは限らない」「未婚でも幸せな家庭を築いてる」と聞くと、急に不安になってくる。それは、結婚=幸せという信念が揺るがされるからなんです。信念、信仰という類のものは、信じてる本人も不安なんですよね。だから、それを否定されたり揺るがされたりすると、顔を真っ赤にして怒る。薄々、信じちゃいけないことも本人達も気づいてるから、夢から醒めたくないんです。だから、そういう人達を全力で否定するし、違う考えを持っている人に石を投げるんです。

 

僕は、石を投げ返すつもりもないし、石をぶつけられるのも困るんで、日本社会で適用するために、きっと結婚はすると思うんですよ。それが、家族や親族にとって幸せなことであれば、僕自身も嬉しいですしね。

 

夢見てるのは本人の自由だし、僕もそうした人達を無理に起こそうとはしません。知らない方が幸せなことなんて幾らでもありますからね。だけど、色んな価値観を受け入れられる豊かな社会になれば、日本はもっと素敵な国にはなれるのになとは思います。

 

とはいえ、他人を変える事はできないので、僕自身は、色んな価値観の人を受け入れ、どんな人にも優しくしていきたいと思います。